森林施業計画編成のための森林情報の整備
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
森林施業計画編成における森林情報の現状ならびにその計画策定の現状を明らかにし,森林施業計画編成のためのデータベースの構築を行った。研究対象は,所管する森林を70地区に区分し,地区ごとに団地共同森林施業計画(以下団共計画)を編成している熊本県球磨村森林組合である。はじめに,団共計画を含む森林施業計画を策定するには,熊本県が作成した森林情報をもとにして森林施業計画書を作成していることを明らかした。次に,施業計画を実施するには森林施業計画書に含まれている「森林の現況ならびに計画表」の情報を用いていることを明らかにした。最後に,森林施業計画作成に必要である施業履歴の情報を取り込むことが可能なデータベースを構築し,このデータベースの森林施業計画策定に対する利用を示した。
- 森林計画学会の論文
- 1999-03-30
著者
関連論文
- 解説 森林組合における森林情報整備
- 間伐施業集団化に伴う集材機器の相違による収益性の解析
- 強い間伐はスギ人工林の雄花生産を増加させる
- 森林組合における森林情報整備と間伐計画への応用
- 長伐期施業に対応した鹿児島県スギ人工林収穫予測
- 鹿児島県におけるスギ人工林システム収穫表SILKSの構築
- 国土数値情報を用いた試験地位置情報の把握
- 森林総合研究所における収穫試験地の時系列データ収集の現状
- 鹿児島県におけるスギ人工林システム収穫表SILKSの構築
- 森林組合における森林情報整備
- 間伐施業集団化に伴う集材機器の相違による収益性の解析
- 鹿児島県におけるスギ人工林管理システム「SILKS」の開発(現場の要請を受けての研究18)
- 森林施業計画編成のための森林情報の整備