学術情報システムの機能拡張について-京都大学地域研究統合情報センターの試み-
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概要
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地域研究統合情報センターでは,地域研究を支援する学術情報システムとして地域研究情報基盤の研究開発を継続している.地域研究情報基盤を構成するデータベース群は,サーバ機能として設計されているため,検索手順やユーザインタフェースを利用者のニーズに応じて変更することは困難である.そのため研究用情報ツールとしては柔軟性が低く,地域研究情報基盤の利活用を考えている研究者が抱く不満の一つとなっている.最近のWEBおよびXML技術を利用することにより,この状況の改善をめざした取り組みを行っている.それらのうち,本稿では,研究者自身がデータベースを容易に構築できることを目指した「Myデータベース」と,Myデータベースにおいて柔軟な検索機能を実現するためのREST形式のAPIについて述べる.
- 2012-07-28
著者
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