パヴロフ派・スキナー派・バンデューラ派遊戯療法 : 一行動論者による津川(2000)の読解
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
津川(2000)は,視線恐怖のために登校できなくなり,後に体感幻覚を示した7歳女児に対する遊戯療法の事例を通し,遊びが相互作用の過程であり,治癒的比喩として構成できるとの視座を提案した。本論文は,それを行動論的視点からパラフレーズしたものである。その視点からは,津川の手続きは,#1が参加モデリングを伴った脱感作,#3は心理教育と自己統制の確立と解釈できた。また遊びを介入に持ち込む意義としては,介入への動機づけ効果,シミュレーション効果と考えられた。
著者
関連論文
- 「ペアレントトレーニング」で、できること(2) : 専門機関・家庭・学校をつなぐ親支援の長期的課題(自主シンポジウム38,日本特殊教育学会第47回大会シンポジウム報告)
- 「ペアレント・トレーニング」で、できること : 専門機関・家庭・学校をつなぐ親支援(自主シンポジウム7,日本特殊教育学会第46回大会シンポジウム報告)
- パヴロフ派・スキナー派・バンデューラ派遊戯療法 : 一行動論者による津川(2000)の読解
- 「気になる子」を担任する幼稚園教諭への集団コンサルテーションプログラムの効果(実践研究,学校への行動コンサルテーション)
- P3-47 幼稚園教員を対象とした支援プログラムの効果 : 応用行動分析を用いた「気になる行動」の理解と対応(ポスター発表III)
- OS-4-1 ペアレント・トレーニングの長期維持効果 および再支援プログラムの効果の検討(一般演題(口頭発表))
- P1-35 大学生の対人不安に対する社会的スキル訓練効果の維持 : セルフモニタリングと継続したSSTの比較(一般演題(ポスター発表))
- P1-2 AD/HD等のある児童の保護者に対するペアレント・トレーニング : 短期プログラムにおける効果(一般演題(ポスター発表))
- P-53 発達障害のある子どもの親支援プログラムの検討(1)(ポスター発表II,研究発表)
- P-55 発達障害のある子どもの親支援プログラムの検討(3)(ポスター発表II,研究発表)
- P-54 発達障害のある子どもの親支援プログラムの検討(2)(ポスター発表II,研究発表,わが国の行動療法の現状と将来への展望)
- O-D-3 スケジュール提示による癇癪行動の制御(口頭発表D)
- P2-43 中学生の登校行動を支える要因およびコーピングの検討 : 不登校感情を抱きながらも登校できている生徒に注目して(一般演題(ポスター発表),認知行動療法を全国民に提供するために、総力の結集を!)
- 大学における障害のある学生への支援システムに関する実験研究-ノートテイクへの報酬の影響-