表面の輝度バランスに基づく色恒常性(視聴覚の基礎と応用,マルチモーダル,感性情報処理およびヒューマンインフォメーション一般)
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概要
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色恒常性は照明光の変化にも関わらず表面の色を一定に知覚するという視覚系の色覚特性である.色恒常性を成し遂げるためには照明光の色を表面からの反射光から差っ引かなければならない.照明光推定をする方法として,自然画像中の表面の輝度と色度分布の統計量を利用する方法がある.その中で代表的な枠組みとしてGray-World仮説があり,また,Golz and MacLeod (2002)は表面の輝度-色度相関が照明高推定の有力な手がかりであることを示した.ここでは,オプティマルカラーを照明光推定に利用するという新しい考え方に基づいたUchikawaら(2012)の輝度バランス説を紹介する.
- 2011-12-02
著者
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内川 惠二
東京工業大学大学院総合理工学研究科
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内川 恵二
東京工業大学大学院総合理工学研究科
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内川 惠二
東京工業大学大学院総合理工学研究科物理情報システム専攻
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内川 惠二
東京工業大学
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内川 恵二
東工大
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内川 恵二
東京工業大学 総合理工学研究科
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内川 惠三
東京工業大学大学院総合理工学研究科
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内川 恵二
東京工大 工 像情報工研施設
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内川 恵二
東京工業大学大学院総合理工学研究科物理情報システム創造専攻
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内川 惠二
東京工業大学 大学院履行学研究科 像情報工学研究施設
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