両眼間抑制下における色度輝度コントラスト抑制刺激の効果(視聴覚技術および一般)
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概要
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両眼間抑制とは一方の眼に呈示された刺激のみが知覚され,もう一方の眼に呈示された異なる刺激が抑制される現象である.斜視では,眼位ずれによって作られた異なる網膜像によって抑制が起こる.これまでの研究では、抑制刺激と検出刺激に輝度Gabor刺激を用いて正常者と斜視の被験者における両眼間抑制中のコントラスト感度が測定され,抑制時の空間周波数選択性が得られた.本研究では抑制刺激色度Gabor刺激を用いた時のコントラスト感度と抑制刺激に輝度Gabor刺激,検出刺激に色度Gabor刺激コントラスト感度を測定した.両被験者とも検出刺激に輝度Gabor刺激を用いたときは前実験同様,空間周波数選択性が得られたが,検出刺激に色度Gabor刺激を用いたときは空間周波数選択性は得られなかった.
- 社団法人映像情報メディア学会の論文
- 2002-03-20
著者
-
内川 惠二
東京工業大学大学院総合理工学研究科
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内川 惠二
東京工業大学
-
柳澤 美衣子
東京工業大学大学院総合理工学研究科物理情報システム創造専攻
-
柳澤 美衣子
東京工業大学大学院理工学研究科像情報工学研究施設
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