コモ(菰)に寄生するクロボキン(黒穂菌)の薬効について : 一般薬理学的研究
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概要
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A pharmacological study was made on the parasitic fungus, 'Ustilago esculenta (U.e.)' of the Ustilaginaceae Family in the Class of Heterobasidiomycetes. When the plant 'Zizania latifolia' is infected with U.e., the shoots (or culm) of the plant become swollen. This'hypertrophied sprout of Z. latifolia' is filled with a mass of the sporogenous hyphae of the smut fungus. Chinese people have been cultivating this plant and eating the fungus-infected swollen shoots for more than 400 years. Zizania latifolia grows in Japan, and in some area, it is cultivated. It was used as a crude drug from an ancient time. Several papers report botanical studies on the host-parasite relationships between the fungus and the plant. However, no systematic pharmacological studies on U.e. have been reported. Therefore, in the present study, we examined the pharmacological effects of U.e. in general using mice. U.e. did not cause any marked effects on the general behavior and locomotor activity of mice suggesting that it had no effect on the central nervous system. However, U.e. was shown to produce acetylcholine-like reactions on isolated guinea-pig ileal smooth muscles, suggesting that it had some interesting effects on the autonomic nervous system.
- 日本生薬学会の論文
- 1994-12-20
著者
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