荒川修作の「意味のメカニズム」を解読する : 天命反転という身体技法のもつ希望(学習・発見支援,グループウェアとネットワーク,ライフログ活用技術,一般)
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概要
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筆者は,地球環境問題の深刻化に悩んだ末,人類と文明の起源を探求し始め,音声言語のデジタル化こそがヒトとヒト以外の動物を分け隔てることに気づいた.言葉の意味とは,個人が体験する五官の感覚記憶と,生得的論理回路が行なう二元演算の真偽値の記憶を体系化したものである.デジタル言語学はここで荒川修作の「意味のメカニズム」と接点をもつ.意味を生みだす意識の発生・形成過程を身体技法化した「天命反転」には,ヒトを現代文明の閉塞状況から解放する契機がある.
- 2011-05-12
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