ハイブリッドクラウド環境における省電力指向の負荷分散ミドルウェア開発に向けた一検討

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概要

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近年,コンピュータシステムにおける情報量が爆発的に増加し,そのデータを効率よく処理するためのシステムが求められている.それを実現する有用な手段としてクラウドコンピューティングがあげられ,すでに世界中で普及している.また,そのクラウドコンピューティングの枠組として,ハイブリッドクラウドが注目されている.さらに,近年は世界的なエコ志向であり,クラウドにおいてもその省電力化が求められている.そこで,本研究では,ハイブリッドクラウド環境において大量のデータを省電力を指向しながら負荷分散するミドルウェアの構築を目指す.本論文では,上記ミドルウェア実現をめざし,その前段階として,まずは大量のデータを効率よく処理するためのミドルウェアを構築し,その際の消費電力量の評価を行った.
2011-10-27

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