ナノ構造制御有機色素薄膜の表面プラズモン励起と放射光(有機材料,一般)
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概要
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金属と誘電体薄膜界面での表面プラズモン(SP)励起を利用した全反射減衰(ATR)法,すなわち表面プラズモン共鳴(SPR)法は,誘電体超薄膜の評価やセンサやプラズモニックデバイスへの応用に非常に有用である.このATR法のKretschmann配置において,空気側から金属薄膜や金属薄膜上有機薄膜をレーザ光で照射(逆入射)することで,プリズム側からSP励起による放射光が観測されている.この放射光は,薄膜の表面凹凸や有機色素分子のホトルミネセンス特性に起因している.本論文では,種々のナノ構造制御有機色素薄膜におけるSP励起とSP励起放射光に関する研究について報告する.
- 2011-01-12
著者
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