日本の美術鑑賞学習メソッドの開発研究II : 東寺講堂四天王像の迎角の検証
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概要
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日本の美術鑑賞が知識偏重ではなく、ビジュアルな体験となるためのメソッド開発が必要である。その中で仏像の立体造形に迫るポイントは、「迎角」にあると見て、前紀要49号にて東寺講堂四天王像の傾きをその例証とした。が証左が不充分であった。今回東寺より新資料を頂き、それによって「迎角」が仕組まれたものであることを改めて検証し、「迎角」の所在と東寺講堂内陣諸尊鑑賞における最良のアングルの有り様を明らかにした。
- 2011-02-25
著者
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