多発地におけるダイズわい化病抵抗性品種の探索
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概要
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ダイズわい化病は北海道における大豆の安定生産にとって大きな障害のひとつである。中央農試では本病抵抗性品種の探索を行うとともに、本病抵抗性を育種目標のひとつとして大豆の品種育成を進めている。また、育種効率向上のため、1976年から本病多発地である伊達市(西胆振農業セン夕一)に現地選抜圃場を設け、検定と選抜を行っている。この間、1966年から1981年の16年間に約3100品種系統の中から圃場抵抗性をもつ20余りの品種が探索された(谷村ら,1982) 。ここでは、1982年以降にわい化病現地選抜圃場において行った抵抗性品種探索の結果を取りまとめて報告する。
- 日本作物学会の論文
著者
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白井 和栄
北海道立中央農業試験場
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鴻坂 扶美子
中央農試
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白井 和栄
中央農試
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高宮 泰宏
北海道立植物遺伝資源センター
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高宮 泰宏
中央農試
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鴻坂 扶美子
道総研中央農試
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高宮 泰宏
道総研十勝農試
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