道内水稲品種系統におけるラピッドビスコアナライザー(RVA)と食味の関係
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概要
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現在、米粉でんぷんの熱糊化性は一般にアミログラフにより測定されている。その特性値は食味と関係があり、良食味米選抜の指標の1つとなっている。しかしアミログラフは1回の測定に45g前後の試料と1時間以上を必要とし、初期世代の選抜に利用するには問題が多い。ラピッドビスコアナライザー(RVA)は穀類の粘度特性の小量迅速測定を目的に開発された測定機器であり、昨年田縁らによりアミログラム簡易測定法として使用できることが報告された。そこで、RVAを用いて道内水稲品種・系統における米粉の糊化特性を測定し、食味評価値との関係を検討した。
著者
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吉村 徹
上川農業試験場
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田中 一生
北海道立中央農業試験場
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田中 一生
北海道中央農業試験場
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吉村 徹
北海道立農業試験場
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佐々木 忠雄
中央農試
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佐々木 忠雄
北海道立中央農業試験場
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田中 一生
北海道中央農試
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田中 一生
北海道グリーンバイオ研:北海道立中央農試
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田中 一生
中央農試
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吉村 徹
中央農試
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太田 早苗
中央農試
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佐々木 忠雄
北海道米麦改良協会
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吉村 徹
北海道上川農試
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