観光地域研究におけるフィールドワークの実践と結果 : 岡山県津山市のフィールドワークに関する一考察
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概要
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津山まつりのフィールドワークの満足度は92%と高かった。観光認知度調査,参与調査において「有意義だった」86%,「充実感をもつことができた」81%と高い数値を示している。数値が最も低かったのは「津山まつりをもっと広めるべきだ」で67%であった。自由記述ではフィールドワークに対する肯定的な意見が多数を占め,否定的意見は少なかった。自分たちの行動に対してもっと積極的にコミュニケーションを図るべきだった,態度の悪い学生が一部いて残念だったなど。内省する様子がうかがえた。学生のフィールドワークの満足度は前年度と比較すると上がっている。要因の一つとして初日に実施した観光認知度調査において,まちの人とのコミュニケーションがうまく図られ,アンケートもスムースにこなせたことが満足度の上昇に貢献していると考えられる。その背景には津山の人たちが私たちを快く受け入れてくれる土壌があったと推し量ることができる。ただ楽しいだけで学生が満足感を得ているのではなく,地元の人たちの受け入れの気持ちがそのまま学生満足度につながると思われる。
著者
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