Log-MAP復号を適用した畳込み符号のビット誤り率の解析(LDPC符号,一般)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
最大事後確率(MAP)復号はビット誤り率を最小にする復号法であり,軟出力復号器として連接符号やターボ符号などに適用することができる.誤り性能の最適性は明らかであるものの,MAP復号を適用した厳密な誤り性能はあまり明らかにされていない.Max-log-MAP復号法はMAP復号の近似アルゴリズムでありMAP復号法よりも計算量を大幅に削減できるものの近似による性能劣化が生じる.そこで,Max-log-MAP復号に簡単な補正項を加えることで劣化を減少させることができ,繰り返し復号に適用した場合において誤り性能が向上する.本稿では,2元対称通信路,および加法的白色ガウス雑音通信路において畳込み符号に簡単な補正項を加えるConstant Log-MAP復号を適用した場合のビット誤り率解析を行い,Max-log-MAP復号に対して補正項を加えたときの誤り性能の理論的改善効果を示す.
- 2010-09-14
著者
関連論文
- Max-log-Map復号を適用した再帰型組織畳込み符号のビット誤り率の解析 (情報セキュリティ)
- IT2010-26 時変畳込み符号の重み分布に関する一報告(フレッシュマンセッション,一般)
- 非線形差分方程式を用いた畳込み符号の重み分布の解析
- Log-MAP復号を適用した畳込み符号のビット誤り率の解析(LDPC符号,一般)
- Max-log-MAP復号を適用した再帰型組織畳込み符号のビット誤り率の解析(一般:情報通信基礎サブソサイエティ合同研究会)
- Max-log-MAP復号を適用した再帰型組織畳込み符号のビット誤り率の解析(一般:情報通信基礎サブソサイエティ合同研究会)
- Max-log-MAP復号を適用した再帰型組織畳込み符号のビット誤り率の解析(一般:情報通信基礎サブソサイエティ合同研究会)
- A-6-5 軟判定Max-Log-MAP復号におけるビット誤り率の解析(A-6. 情報理論,一般セッション)
- 畳込み符号の重み分布に関する一検討(一般セッション,フレッシュマンセッション,一般)
- 東北学院大学アタックラボ構想
- A-7-10 VE値を用いたDFA比較評価法に関する検討(A-7.情報セキュリティ,一般セッション)
- パンクチャド畳込み符号の誤り率解析(一般:情報通信基礎サブソサイエティとの合同研究会)
- パンクチャド畳込み符号の誤り率解析(一般:情報通信基礎サブソサイエティとの合同研究会)
- パンクチャド畳込み符号の誤り率解析(一般:情報通信基礎サブソサイエティとの合同研究会)
- 命令バイパスDFAを用いたCLEFIAの鍵導出法
- 多重化可能な命令によるラウンド加算攻撃対策(研究速報,学生論文)