9-1 近世町家の原型としての「間口一杯に見世棚を設けた町家」(計画系)
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概要
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近世町家について大場修氏は京町家・京都型町家・在地型町家の3類型とし、その成立は京町家指向型であると指摘された。しかし各類型が「間口一杯に見世棚をもつ町家」を原型としてもたないと、金沢や仙台のように同じ「間口一杯に見世棚を設けた町家」から出発したにも関わらず、一方は京都型町家に、もう一方は在地型町家となるなど、異なる形態が時代と地域を異にして発生したことを説明できない。
- 2010-07-18
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