9-1 加賀百万石の城下町金沢と奥州伊達の城下町仙台における町並『元禄期金沢城下風俗図』と『増補行程記』(計画系)
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概要
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『元禄期金沢城下風俗図』に描かれた「間口一杯に店棚を設けた町家」は、安永4年(1775)『増補行程記』に描かれた仙台城下にも確認でき、金沢に限られたことではない。しかし金沢が大場氏の指摘する、京都型町家に、また仙台が在地型町家に収斂されることを考えると、「間口一杯に店棚を設けた町家」が各類型の原型であることを示唆している。
- 2010-07-18
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