9-1 加賀百万石の城下町金沢における町家意匠の形成と雁木通り(計画系)
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概要
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加賀百万石の城下町金沢の町家は、近世を通して、藩の建築規制の中にありながらも数奇な空間を指向した。その背景には他藩に比類のない町人文化の台頭がある。封建的な枠組みを崩さずしかしそれに阿ることなく、独自の文化を育んだものである。金沢の町並みは「さがり」をもつ、京町家と似た町家が連なるだけでなく、庇と庇柱によって構成された雁木通り同様の町並みが軍事的な側面から十間町と今町に、さらに卯辰町など橋外の市場町などにも形成された。
- 2010-07-18
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