脳磁波位相同期の微視的過程 : 聴覚誘発波を発生させるメカニズムの単一施行ごとおよび試行間平均としての性質
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概要
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聴覚野上から記録される脳磁波の3-16HZ成分を,ヒルベルト変換により瞬時振幅と瞬時位相に分解し,それぞれを試行間で平均するとともに単一試行における変化を調べた.潜時固定の信号成分にノイズが重畳するという誘発波の発生モデルは,実データの解析とシミュレーション結果から否定された.瞬時振幅の増減(waxing and waning)と関連づけられた,瞬時位相のランダムなタイミングでの急加速/急減速により,聴覚誘発波が生じると考えられる.
- 2010-03-02
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