自律分散ネットワークにおける耐障害性の高い認証情報流通手法(一般,ライフログ活用技術,オフィス情報システム,情報通信マネジメント,一般)

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概要

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近年,ネットワーク内にサーバ等の特権的なノードを設置することなく,ネットワーク内のノードが自律的に動作する自律分散型ネットワークが注目されている.自律分散型ネットワークを用いることで,様々なサービスを低コストで実現することができる.しかし,自律分散型ネットワークにおいて認証を行うためには,認証情報を保持しているノードを探索する必要がある.その探索を行う方式として西田らの方式がある.この方式はブロードキャストを用いないため,ネットワーク全体に負荷をかけることなく探索を行える特徴を持つ.しかし,問題点として,一部のノードが使用不能になった場合,複数のノードが認証を行えなくなるという問題が存在した.本稿では西田らの方式を拡張し,迂回ノードを設定する.障害発生時に迂回ノードを経由することで認証を可能とした,耐障害性の高い方式を提案する.
2010-01-14

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