高信頼マルチキャスト配信プロトコル(RMTP)を用いた

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概要

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デジタルコンテンツを複数人に効率よく送るプロトコルとして高信頼マルチキャスト配信プロトコル(RMTP)がある。我々は、衛星通信およびCATV網を利用して、学校の教材配信にRMTPを適用し、送信レート、ファイルサイズ、クライアント数がスループットにどのように影響しているかを測定した。その結果、次の4点を明らかにした。(1)衛星通信を利用する場合の最も効率が良い送信レートは、確保されている帯域の80%である。(2)CATV網を利用する場合の最適な伝送レートは試行しながら求める必要がある。ただし、同時接続数は特に考慮しなくてもよい。(3)ファイル容量と配信時間はほぼ比例している。(4)高性能なクライアントの方が、配信時間が短くて済む。ただし、最適な送信レートはクライアントの性能には無関係である。
一般社団法人情報処理学会の論文
2002-02-14

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