UWBセンサネットワークにおける逐次的協調位置推定アルゴリズムに関する一検討

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概要

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無線センサネットワークにおいて,小規模のインフラにより個々のセンサノードの位置情報を効率よく知るための技術として協調位置推定が注目を集めている.また,センサノードのための無線機能として,高速通信と高精度な測距を同時に実現可能であるUWB(Ultra Wide Band)が有力な候補となっている.そこで本論文では,UWB通信機能を搭載したセンサノードによって構成されるネットワークにおいて,逐次的に協調位置推定をおこなうアルゴリズムについての提案を行う.本論文で検討するアルゴリズムは,センサノードの位置推定を再帰的に行うことで,少数の位置基準ノードで位置推定を行う.また,計算機シミュレーションを用いて性能解析を行い,提案方式により従来方式と比較して測位可能となるターゲットの割合が増加することを示す.さらに,センサノードの分布による提案方式と従来方式の特性の変化を解析する.
社団法人電子情報通信学会の論文
2009-12-01

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