浅海域での生物による水質浄化作用(シンポジウム:望ましい大阪湾の海洋環境-環境改善への提言)
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概要
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内湾の環境改善には,負荷削減・海水交換の促進とともに沿岸浅海域での汚染物質の貯留や安定化も重要である.ここでは,浅海域での浄化作用の位置づけを概観し,ヨシ原の栄養塩貯留作用および護岸付着貝類などの濾過作用について実験結果などを紹介する.種々の生物が生息する浅海域が,場所として持っている浄化能力についてはよく解っていない.浅海での限定したいくつかの作用の大きさを与えれば,沖合いへ及ぼす水質改善効果が粗く見積れる.
- 日本海洋学会の論文
- 1991-08-31
著者
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