情報エントロピーの多項式表現
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概要
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情報エントロピー (平均情報量) の概念は C.E .シャノンによって 1948 年に導入された.この定義には対数が用いられているため,必ずしも全ての学生にとって理解が容易であるとは言えない.情報エントロピーは全ての事象の発生確率が同じとき最大となる.この証明には通常は偏微分が用いられるが,微積分を用いずに証明することもできる.この証明の過程で情報エントロピーを多項式を用いて表現する方法を発見した.この定義には対数は用いられず,また理解が容易である.本論文ではこの多項式表現の応用例についても述べる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2010-05-15
著者
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