教員養成におけるロボットを用いた計測制御の授業実践
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概要
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教員養成系教育学部の授業のなかで,中学校技術科に関して,2003年3月に公示された新学習指導要領に含まれる,「プログラムによる計測・制御」に対応すると考えられる授業を構想し,実践した.これまでセンサを用いて自律ロボットを製作・プログラミングする授業を9年間行ってきたが,昨年度初めてA/Dコンバータを通したセンサ入力を活用するロボットを作成させた.従来の,2値のみによるセンサ入力と比較して,アナログ値を取り扱うことで,より「計測」を意識したロボットの設計・製作・プログラミングができたと考えられる.本報告では,9年間の本授業の流れを説明するとともに,A/Dコンバータの値を利用させることでどのような学生の意識にどのような変化が生じたかを述べる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2009-05-16
著者
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