小型氷蓄熱システムの運転正常化と効率向上に関する実験的研究
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概要
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日本大学理工学部駿河台校舎7号館では、8m^3の小型蓄熱槽内にブラインを循環させて蓄熱し、外気調和機の熱源として朝の立ち上がり負荷を処理している。筆者らは2003年から、当蓄熱システムの運転状況についての観測を続けており、当初より正常に運転しない日が数多く発生していることを発見した。これらの問題について改良実験を重ね、蓄熱効率を夏期では0.42→0.82、冬期では、0.46→0.85と大きく向上させることができた。
- 2009-05-05
著者
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早川 真
鹿島技術研究所
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早川 眞
日本大学理工学部
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早川 眞
早川建築環境研究室:当時 日本大学理工学部
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早川 眞
(現)早川建築環境研究室:日本大学
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山元 武士
日本大学大学院理工学研究科
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山元 武士
(現)東京電力(株):日本大学大学院
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