湯量・湯熱量に基づく給湯負荷評価 : 集合住宅における給湯・給水消費に関する実態調査

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概要

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本論文では、30〜40歳代夫婦+子供1〜2人の家族が入居する、兵庫県の集合住宅10住戸で計測された給湯・給水消費の実測調査結果から、湯・水の消費行為および湯量・湯熱量の考えに基づいた分析を通して、湯・水の使用実態を把握した。その結果、給湯・給水合計量の住戸差は比較的少ない一方で、合計量に占める湯の割合は住戸差が大きく、湯・水を季節ごとに使い分ける住戸においては、湯の割合の季節変化が、かなり大きくなることを示した。湯・水の消費行為に基づく分析手法は、給湯供給温度の違いや給水温度変化の影響を除去できる利点があり、実測結果の分析・比較への応用が期待される。
2003-07-25

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