INS補強型GPS追尾ループの開発と模擬シンチレーション下での性能検討(航法・交通管制及び一般)
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概要
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衛星航法は航空機の運航に広く利用されることが世界的な動向となっており,電離圏シンチレーションや電波障害などの悪条件下でも,信号追尾を維持できることが望ましい.慣性航法装置(INS)を利用して航空機のダイナミクスを補償すれば,GPS信号の追尾性能が向上すると考えられ,追尾補助アルゴリズムをソフトウエア受信機に実装し,実飛行実験データを用いてその基本性能を確認した.本稿では,実データを用いたシンチレーションの特性抽出,シンチレーション模擬の手法,および同環境におけるINS補強の有効性について述べる.
- 2010-07-23
著者
-
辻井 利昭
(独)宇宙航空研究開発機構航空プログラムグループ運航・安全技術チーム
-
藤原 健
(独)宇宙航空研究開発機構航空プログラムグループ運航・安全技術チーム
-
菅沼 嘉光
(独)宇宙航空研究開発機構航空プログラムグループ運航・安全技術チーム
-
冨田 博史
(独)宇宙航空研究開発機構航空プログラムグループ運航・安全技術チーム
-
松永 圭左
(独)電子航法研究所通信・航法・監視領域
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