US2010-30 位相連続フレネルレンズとフォーカルプレンアレイによるイメージング(医用超音波,アコースティックイメージング,一般)
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概要
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著者は先に位相連続フレネルレンズとその応用に関していくつかの提案および試作評価を行って来た(1)〜(4)。撮像システムとしてはフォーカルプレンアレイによるピクセル群一括撮像を前提とし、そのための2次元アレイ受波器およびピクセル毎の受信機を開発している所である。この報告ではこれら開発行程の中間段階として受波器および受信機は1チャンネルのみとしつつこれを焦点面にて機械走査する事で時間をかけつつも最終的に実時間動画像として獲得したい画面の1枚を得る事を試みた。全面一様照射のもとに略1対1結像にて32x32=1024ピクセルのフローファントムのドプラ像を得た。1ピクセル1秒弱、画像全体を獲得するのに20分ほどかかっているが、この悠長さはステップ移動の都度機械走査系の過渡振動の余波を避けつつデータ採取しているせいであり、ピクセル毎のデータ採取の時間(積分時間)は100mS弱である。
- 2010-06-17
著者
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