手計算による熱負荷計算法および気象データの検討 : 第1報-夏期冷房負荷
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概要
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現在,空調設計に広く利用されている周期定常法を基本とする3種の手計算による冷房用熱負荷計算法および気象データに関して,一般事務所ビルを対象としたモデルの熱負荷計算を通じ,非定常熱負荷計算法と千葉の提案になるW.B.基準気象データを指針として比較検討した.その結果,熱負荷計算値に対して計算体系自体の相違はさほど大きい影響を与えず,むしろ設計外気条件として使用する気象データの影響が大きいことを示した.また最後に,手計算法では求めることが困難な間欠冷房時の予冷負荷を,建物の規模・構造に応じた予冷係数(=非定常予熱負荷/定常計算最大負荷)を用いて,定常計算値より推定する方法を提案した.
- 社団法人空気調和・衛生工学会の論文
- 1978-02-25
著者
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