カーシェアリングにおける小型EV導入によるCO_2削減効果(スイッチング電源,家庭向け情報通信機器のエネルギー技術,一般)

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概要

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近年、自動車による温室効果ガスの放出は大きな問題になっている。一方、日本では、乗用車保有台数が5700万台を超え^<[1]>、都市部への人口集中から、駐車場不足を引き起こしている。このため、解決策のひとつとして、カーシェアリングが注目されている。カーシェアリングは、複数の会員が特定の自動車を共同使用するレンタカーモデルであり、温室効果ガス削減も期待できる。現在、カーシェアリングには、さまざまな大きさのガソリン車が使用されているが、カーシェアリングの利用環境や技術の進展に即した自動車を使用することにより、温室効果ガスをさらに削減することが望める。そこで、本研究では、カーシェアリングへの小型EV導入による温室効果ガス削減効果をシミュレーションにより評価した。小型EVをカーシェアリングに用いることにより、従来のガソリン車と比べてCO_2排出量を1/5に削減できることを示す。
2010-05-21

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