地域BCPの概要と課題(<特集>事業継続計画(BCP)とテレワーク)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
中小企業は、ヒト・モノ・カネというリソースが不足しており、十分な事業継続計画(BCP)を単独で策定、実行することは困難である。特に、生産設備を持っている製造業ではその困難性が高い。そのため、企業間で連携し、代替生産や生産補完、相互応援体制を整えることにより、早期の事業再開、事業継続を行うことが重要であり、産業集積地域、あるいは一定の地理的区域における複数企業による協調的なBCP(地域BCP)が求められる。横浜市の「お互いさまBC連携」では、横浜市の研究会がきっかけとなり、代替生産についての相互応援制度及び契約形態を生み出すに至っている。制度はスタートしたばかりであり、契約締結は2社に限られているが、今後の水平展開により他業界を含めた制度普及が期待される。
- 2010-10-01
著者
関連論文
- 地域BCPの概要と課題 (特集 事業継続計画(BCP)とテレワーク)
- 地域BCPの概要と課題(事業継続計画(BCP)とテレワーク)
- 産業集積地域(製造業)におけるBCPとテレワーク(論文部門)
- 人材分散による中小企業のリスク軽減策について(大震災とテレワーク)
- 中小企業の人材分散によるリスク軽減について(論文部門,「中小企業のためのテレワーク」及び「震災とテレワーク」)
- 中小企業のテレワーク連携を支える要因について(論文部門,「活力」〜震災復興そして発展に向けて〜)
- 第2回JobCastingフォーラム(ジョブ・キャスティング研究部会)
- オフィス閉鎖型テレワークの電力削減効果の検証(研究部会企画論文セッション,企画/部会セッション部門,「活力」〜震災復興そして発展に向けて〜)
- オフィス閉鎖型テレワークの電力削減效果に関する研究