酒造業界における水資源確保に関する実態:産学連携プロジェクトと連動して行われた課題解決型学習による成果
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概要
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今日、地域の名水を活かしてきた酒造業界において水資源への関心が高まっている。 本調査では酒造メーカーに対してアンケートとインタビューを行い、酒造工程における水利用に関する調査を行った。その結果、清酒の製造に水道水を利用する酒造メーカーは4割を占める可能性が把握された。これら酒造メーカーは従来調達してきた井戸水の枯渇や汚染といった理由だけでなく、製造規模を拡大したことで水を大量に確保する必要に迫られ、井戸水を水道水に切り替える傾向が示された。各地域の酒造メーカーは伝統的に地域の水質に応じて様々な酒質を供給してきたが、調達する水が画一化されることで酒質の多様性は失われる可能性がある。 本稿は課題解決型学習(Project-Based Learning)として2年間に渡り実施された産学連携プロジェクトの研究成果である
- 2009-09-30
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