ドイツにおける生物空間地図化の現状とその日本への展開
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概要
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1970年代にバイエルン州で初めて作製された生物空間地図は,その後ドイツの自然保護において,必要不可欠な資料として位置づけられ,ドイツ各地で作製されるようになった.地図作製手順には,当初から大きな変更がないものの,具体的な作業方法は大きな変化を遂げた.一般的だったカラー空中写真にかわり,最も重要な基礎資料として赤外カラー空中写真が利用されるようになった.地理情報システムの活用によって,情報はすべてデジタル化され,コンピュータ上で地図が作製されるようになった.本論では,最新の地図作製方法とその応用について紹介するとともに,我が国における生物空間地図を生かした生物多様性保全のあり方について検討した.
- 日本生態学会の論文
- 2002-01-30
著者
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高橋 俊守
宇都宮大学農学部農業環境工学科
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高橋 俊守
東京大学大学院農学生命科学研究科
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一ノ瀬 友博
姫路工業大学自然・環境科学研究所
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高橋 俊守
宇都宮大学農学部附属里山科学センター
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高橋 俊守
宇都宮大学
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