浮力の影響を考慮した乱流熱拡散に関する基礎的研究
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
The thermal environment in an enclosed space such as the reefer holds of a refrigerated cargo ship is controlled by cold air circulations with adequate temperatures. An analysis of the thermal distribution in an enclosed space having the tendency to form thermal layers is necessary to investigate the anisotropic turbulent flow subjected to gravitational effects. For this purpose, Reynolds stresses and turbulent heat flux in the momentum and heat transport equations should be estimated including the buoyant effects of the gravitational field. In this paper, the approximate expressions of Reynolds stresses and turbulent heat flux based on the Launder's formula are proposed. These expressions are so explict that the diffusion terms are differentiable and the gravitational influence becomes directly visible in the momentum and heat transport equations. In order to investigate the justification of these approximate expressions, calculations on the free shear flows, a two-dimensional jet and a channel flow are carried out and the proposed expressions are proved to be effective for the analysis of non-isothermal turbulent flow.
- 社団法人日本船舶海洋工学会の論文
- 1989-08-25
著者
-
李 旗
九州大学大学院工学研究科
-
吉元 博文
運輸省船舶技術研究所海洋開発工学部
-
吉元 博文
国土交通省海事局造船課(研究当時海上技術安全研究所)
-
吉元 博文
運輸省船舶技術研究所
-
福地 信義
九州大学工学部
関連論文
- 49 一点係留システムの解析法(その3)
- 大波高時の波浪の統計的性質について : 乾賞授賞論文紹介(2)
- 大波高時の波浪の統計的性質について : その2 波群
- 大波高時の波浪の統計的性質について : 方向分散性の影響
- 大波高時の波浪の統計的性質について
- 実海域における波の方向スペクトルについて : 第2報 POSEIDON号の動揺からの方向波スペクトルの推定
- ノルウェーのフローティングブリッジ見学記
- 日本海における沿岸波浪の観測例(沿岸域利用と地域社会 : 海洋建築の果たす役割)(海洋部門研究協議会)
- 実海域における波の方向スペクトルについて : 第1報 計測法の検討
- 浮体係留システムの運動応答と係留力の予測 (浮遊式海洋構造物の実海域実験-2-研究報告)
- 浮遊式海洋構造物の実海域実験 : その3.実験海域の波方向スペクトルについて
- 浮遊式海洋構造物による実海域実験(海洋開発工学部,所外発表論文等概要)
- 海洋波の方向波スペクトルについて
- 薄肉シェルの弾塑性大たわみ解析と抗力機構に関する研究 : (その1)合応力表現による解析法
- 板殼構造の弾塑性大たわみ挙動に関する解析
- 海洋構造物及び航走する船舶の応答からの出会い方向波スペクトルの推定(海洋開発工学部,所外発表論文等概要)
- (12)航走する船舶が遭遇する方向波スペクトルの推定法について
- 航走する船舶が遭遇する方向波スペクトルの推定法について〔含 討論〕
- 海洋暴露作業における人体への熱的影響と温熱対策の評価
- 漁船における作業服の機能性評価
- 浮体係留システムの運動応答と係留力の予測(浮遊式海洋構造物の実海域実験 その2 研究報告)
- コンテナターミナルにおける荷役の効率化と機能性評価に関する研究 : (その1)コンテナ荷役シミュレーション
- メガフロート情報基地機能実証実験 : メガフロートの後利用(III)
- (26)大波高時の波浪の統計的性質について : その2 波群 : 平成8年秋季講演論文概要
- (8) 大波高時の波浪の統計的性質について : 一方向分散性の影響 : 平成8年春季講演論文概要
- 閉鎖空間の温湿度環境制御に関する基礎的研究 : (その2) 環境制御のための数学モデル
- 閉鎖空間の温湿度環境制御に関する基礎的研究 : その2 : 環境制御のための数学モデル
- 温湿度環境制御のための現象モデルについて
- 閉鎖空間の温湿度環境制御に関する基礎的研究 : その1 非等方性乱流拡散現象
- 閉鎖空間における熱的環境の解析
- 浮力の影響を考慮した乱流熱拡散に関する基礎的研究
- 不規則波中における超大型浅喫水箱型浮体のスラミングの予測
- 海洋における砕波の力学的ならびに確率論的研究
- (36) 不規則波中における超大型法喫水箱型浮体のスラミングの予測 : 平成9年秋季講演論文概要
- 荒天時における海象、動揺、構造応答の連続観測資料(浮遊式海洋構造物の実海域実験 その3 観測資料)
- 暑熱環境下の海洋作業における熱的限界と温熱対策に関する研究 : (その2) 温熱対策区分
- 9 船体運動からの波浪情報の推定について(第3報)
- 不規則波中における超大型浅喫水箱型浮体のスラミングの予測(海洋開発工学部,所外発表論文等概要)
- 超大型浅喫水箱型浮体に作用するスラミング荷重について(海洋開発工学部,所外発表論文等概要)
- 超大型浮体式海洋構造物に作用するスラミング荷重について(海洋開発工学部,所外発表論文等概要)
- PIVによる浅喫水箱型海洋構造物端部の流場計測
- 美的認知論に基づく船舶意匠設計のための形状創成の試み
- 「船舶火災」特集にあたって
- 防撓材により補強された偏平殻の強度解析
- 船型を表わす特異点分布について
- 海洋油汚染の動態分析に基づく保全効果について
- 危機時の心理過程と緊張度に基づく海洋事故の生起について
- 航走する船舶が遭遇する方向波スペクトルの推定法について(海洋開発工学部,所外発表論文等概要)
- (34)追従力を受ける薄肉シェルの動的不安定現象解析(英文) : (第6報)動的不安定の限界曲線と安全性回復
- 曲面構造の大変形時における抗負荷機構について : (その2)防撓材による補強効果
- VII. 設計値と実測値(浮遊式海洋構造物の実海域実験 その1 実験の概要)
- 5 荷役設備 : 内航タンカー向け荷役自動化システムの開発(内航タンカー近代化船)
- (17)船舶火災の拡大条件と火災伝播の現象解析(その2) : フィールドモデル解析による多区画火災(平成11年春季講演論文概要)
- 海洋の油汚染の防止対策と保全効果について
- 形状創成のための表現形容詞と指向形態の相関に関する研究 : 船舶の外形イメージへの適用
- 火災時の避難安全性と評価指標について
- 船舶火災時における煙流動状態の模擬実験と数値シミュレーション
- 船舶の意匠設計のための形態デザイン分析に関する研究
- 大規模空間の火災時における煙の界面形成と拡散に関する研究
- 防撓平板の弾塑性大たわみ解析に関する簡易解法 : (その2)防撓板構造
- 暑熱環境下の海洋作業における熱的限界と温熱対策に関する研究 : (その1) 熱収支モデルと温熱指数
- 海洋暴露環境における人体の温熱制御に関する基礎的研究(第3報)
- 由良海域における風,波および流れについて(海洋開発工学部,所外発表論文等概要)
- 密度流の界面における不安定現象に関する基礎的研究
- 多区画化空間構造における乱流熱拡散現象の解析
- 機能システムに係わる非等温乱流場の現象解析 : (その1) 自然対流による乱流熱拡散
- 船舶火災の拡大条件と火災伝播の現象解析 : (その1)破損孔を生じる場合の火災伝播
- 火災伝播現象の数学モデル
- 従動荷重を受ける円形アーチの擾乱による動的挙動と安定性解析
- 不整量を有する防撓平板の弾塑性解析
- 石炭運搬船における積荷の酸化発熱について
- 曲面構造の大変形時における抗負荷機構について : (その1)偏平殼の弾塑性大たわみ解析
- デルタ列関数を用いた相変化を含む熱拡散問題の解析法
- 不完全系フイールドモデルによる区画火災伝播の現象解析
- 石炭積倉内における酸化発熱と蓄熱過程について
- 高流動点原油積タンカーの船底凝固層と熱貫流について : その2 船底部の熱貫流
- Reliability Analysis Considering Items Related to Human Error on Functional Design Applications of Marine Systems:(Part 1) The Estimation of Accident Incidence Probability