簡便で効率の高い新しいイネ葯培養法(ARIS法)の開発
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概要
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イネ三段階葯培養法における培養二段階目に用いる培地成分をあらかじめ濃縮液として調製しておき,この濃縮液を培養一段階目のカルス誘導培養後に添加し,同一の容器内で二段階目の培養を行うことにより,一段階目から二段階目へのカルス移植操作を省略することができた.この方法は二段階培養法並の作業労力で三段階培養法と同等の高い培養効率を示したため,新しい葯培養法としてARIS法(ARIS;A__-ddition of R__-egeneration-I__-nducing S__-olution)と名付けた.本法は多様な育種素材に適用できるため,イネ育種事業に有効であった.
- 日本作物学会の論文
- 2009-03-31
著者
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