小児看護のケースレビューがケース提供者に及ぼした影響
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概要
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本研究は、小児看護に関するケースレビューが、ケース提供者にどのような影響を及ぼしたのかを明らかにすることを目的としている。ケース提供をしたことのある看護師7名を研究参加者とし、半構成的面接法を用いてデータを収集した。また、研究参加者の同意を得てケースとケースレビューの概要もデータとして使用した。データを質的に分析した結果、3つの上位カテゴリー、【問題への対峙と自身への気づきが次に向かう力を生む】、【問題のとらえなおしと視点の転換が許容を拡げる】、【発言のとらえ方次第で気持ちが変わる】と7つの下位カテゴリーが抽出された。コンサルテーションの場としてのケースレビューのあり方として、臨床でのかかわりやその強みを認め言語化して共有すること、ケース提供者が自分やケースを見つめなおし、新たなかかわりや次に向かう力を支えることの重要性が示唆された。
- 2010-03-20
著者
-
松尾 美智子
日本赤十字看護大学
-
筒井 真優美
日本赤十字看護大学
-
伊藤 孝子
北里大学病院
-
山内 朋子
日本赤十字看護大学
-
西田 志穗
日本看護協会看護研修学校
-
江本 リナ
日本赤十字看護大学
-
深谷 基裕
日本赤十字看護大学大学院
-
飯村 直子
東邦大学医学部看護学科
-
長谷川 孝音
元 日本赤十字看護大学大学院修士課程
-
中澤 淳子
聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院
-
西村 実希子
慶應義塾大学病院
-
川名 るり
日本赤十字看護大学
-
平山 恵子
日本赤十字看護大学
-
西田 志穗
日本赤十字看護大学
-
西田 志穂
日本赤十字看護大学
-
江本 リナ
日本赤十字武蔵野短期大学
-
西田 志穗
日本看護協会看護研修学校 認定看護師教育課程小児救急看護学科
-
深谷 基裕
日本赤十字看護大学大学院博士後期課程
-
山内 朋子
武蔵野大学
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