歯科用ジルコニアの大連結子への応用(第1報)最大荷重,変形量における厚みの影響
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概要
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大連結子の具備条件は,強固でたわまない事であり,現在は金属が用いられている.一方,歯科用ジルコニアは高い生体親和性,審美性を有し,高強度であるため,ブリッジの臨床に導入されている.そこで本研究では,イットリア添加部分安定化ジルコニア(ZR-Y,Y-TZP)とコバルト・クロム合金の4点曲げ試験における最大荷重と最大荷重時の変形量の比較,検討を行った.ZR-Y は変形量は小さいものの,最大荷重が著しく小さかった.Y-TZP はコバルト・クロム合金と同等の最大荷重を示し,変形量は小さかった.そのためY-TZP では従来の金属と同様に大連結子に応用できることが示唆された.
- 2010-06-20
著者
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眞岡 知史
朝日大学歯学部口腔機能修復学講座歯科補綴学分野
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岩堀 正俊
朝日大学歯学部口腔機能修復学講座歯科補綴学分野
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後藤 隆泰
朝日大学歯学部物理学教室
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渡邉 一弘
朝日大学歯学部口腔機能修復学講座歯科補綴学分野
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東野 嘉文
朝日大学歯学部口腔機能修復学講座歯科補綴学分野
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今津 英文
朝日大学歯学部口腔機能修復学講座歯科補綴学分野
-
都尾 元宣
朝日大学歯学部口腔機能修復学講座歯科補綴学分野
-
都尾 元宣
朝日大・歯・補綴
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後藤 隆泰
朝日大学歯学部歯科理工学講座
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岩堀 正俊
朝日大学歯学部口腔機能修復学講座補綴学分野
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岩堀 正俊
朝日大学歯学部口腔機能修復学講座
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