緩和ケア認定看護師教育におけるポートフォリオ導入の効果
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概要
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埼玉県立大学では、平成17年度から看護職の生涯学習の一環として、また本学の公開講座の専門職講座として8ヶ月間の認定看護師教育課程を開講している。受講生は、臨床5年以上、専門分野3年以上のキャリアをもつ看護師であるが、経験や基礎教育課程などはさまざまである。そこで、各自が主体的に自己の課題に向かって学びを深められるように、開講時よりポートフォリオを活用している。今回は、緩和ケアコースの研修期間を修了した受講生を対象に、研修修了時に実施したインタビューをもとにポートフォリオの活用についてその効果を分析した。その結果、ポートフォリオの活用は、学習意欲の他、緩和ケア認定看護師の実践能力に不可欠な対人関係能力や対象者の心情にかかわるケアに必要な能力の向上が期待できると考えられた。
著者
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星野 純子
埼玉県立大学保健医療福祉学部看護学科
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筑後 幸惠
埼玉県立大学保健医療福祉学部看護学科
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筑後 幸惠
埼玉県立大学
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筑後 幸惠1)
1)埼玉県立大学保健医療福祉学部看護学科 2)越谷保健所
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松村 ちづか
越谷保健所
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