収量構成要素から解析したチャ品種'ふうしゅん'の多収要因
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概要
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チャ品種'ふうしゅん'は近年,多収品種として栽培面積が増えている.本報では,育成地での試験及び栄養系適応性検定試験のデータを用いて,収量構成要素を解析することによって多収の要因を明らかにした.'ふうしゅん'は'やぶきた'と比べて幼木期の摘採面の幅が大きく,単位面積当たりの芽数は多かったが,百芽重に差は認められなかった.'やぶきた'より多収の品種・系統の中には,'ふうしゅん,AN14,埼玉29号'のように単位面積当たりの芽数が多い品種と'宮崎8号'のように芽重が大きい品種とがあり,チャの収量性の向上は,芽数,芽重のどちらを増加する方向でも可能であると考えられた.
- 日本作物学会の論文
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