相談援助実習における巡回指導の役割と課題-週1回体制の巡回指導の事例研究-
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概要
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本報告は、社会福祉士養成の制度改正に伴い、巡回指導担当教員の役割が変化していくことについて、今年度に行った巡回指導の事例を検討し、考察を行ったものである。その結果、週 1回の巡回指導を行う体制になることで、実習生の不安への対処、実習体験のソーシャルワーク実践としての意味づけ、アセスメント・プランニングの課題遂行の支援、実習遂行の問題に対する対処、事後学習への反映といった点について、効果が期待できることが考察された。 その反面、教員のソーシャルワーク実践への指導力、時間的な負担増課題もあることもわかった。
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