磁気力に関する捩れ秤の製作と実験 : クーロンの実験(1785)の復原的方法
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
クーロンの捩れ秤といえば,電気力の捩れ秤がすぐに思い出され,その構造や実験結果までよく知られているが,磁気力の捩れ秤については,あまり知られていない.そこで,クーロンの原論文によって,その内容を調査するとともに,できる限り身近な器具・材料を使って復原的装置を製作し,実験を行った.その結果,割合い手軽に磁気力の逆二乗法則を検証することができた.
- 日本物理教育学会の論文
- 1986-06-05
著者
関連論文
- 湯川 秀樹(ノーベル賞受賞者たち(6))
- 高校生のための近代物理学史, 奈良近代物理学史研究会編集発行, 奈良市東紀寺町1-60-1, 奈良女子大学附属中等教育学校, 2004年6月 B5版, 208頁, 私家版
- 「中間まとめ」と科学史(B.理科教育の現状と次期指導要領への要望・意見, 教員養成・小中高の実情と次期教育課程)
- 理科教育の現状と次期指導要領への要望・意見, 「中間まとめ」と科学史
- 科学思想としての物理学, 高木秀男著, しんふくい出版, 1993, A5判, 454頁, 定価4,000円
- 自然科学の古典をどこに求めるか(科学史)
- 1E-2 ケプラーの方法による惑星運動の三法則の指導と効果 : 追体験学習の試み
- 磁気力に関する捩れ秤の製作と実験 : クーロンの実験(1785)の復原的方法
- 磁気振子による磁気力の逆二乗法則に関する簡単な生徒実験 : クーロンの実験(1785)の復元的方法
- 水の攪拌による熱の仕事当量測定装置の製作と実験結果 : ジュールの実験(1847)の復原
- 科学の名著 全50巻 第1期10巻, 朝日出版社, 1980-81, 完結, 各\4,800 / 復刻日本科学古典全書 全10巻, 朝日新聞社, 1978, 完結, \5,000-6,300 / 江戸科学古典叢書全46巻, 恒和出版, 1976-81, 完結, \4,800-6,800
- 歴史的見地によるクーロン法則指導の意義と実際
- 過去30年間の大学入試物理問題に現れた科学史的事項
- 科学史的指標による内外高校物理教科書の計量的比較
- 高校における教材用物理学史原典資料の作成とその利用
- クーロン法則探究過程における直接的方法と間接的方法
- 円形電流のつくる磁界の空間分布曲線の作図
- 人間と科学の物語, 飯田寛志, 松本泉著, 私家版, 2005年, A5判, 144頁, 非売品(書評・推薦図書)