原子の実在をより深く認識させるための指導
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概要
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高校の物理や化学の内容は原子や分子の存在を大前提としていながら,その実在性についてはあまり触れられていない.生徒の中には原子や分子を単なる仮説と思っているものもいる.粒子モデルとして導入された原子の実在がどのようにして確かめられてきたか,その過程を振り返ってみることは教育的に意義あることと考える.原子の実在をより深く認識させるために,原子の存在が確かめられてゆく歴史的過程を内容としたスライド教材を作成し,それを中心に指導したら,かなりの成果があったので報告する.
- 日本物理教育学会の論文
- 1980-12-05
著者
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