マッハ・ツェンダ干渉器型双安定レーザの全光フリップ・フロップ動作実証(超高速伝送・変復調・分散補償技術,超高速光信号処理技術,広帯域光増幅・WDM技術,受光デバイス,高光出力伝送技術,一般,(ECOC報告))
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概要
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近年様々な光信号処理用の素子が開発されており,中でも全光フリップ・フロップはそのメモリ機能や信号再生への応用から実現が期待されている.今回我々はマッハ・ツェンダ干渉器型双安定レーザの全光フリップ・フロップ動作実証を報告する.これは2つの発振モード間の双安定性を利用しており,2モードが利得領域において100%の重なりを持つことによる高速動作,低駆動エネルギー,また可飽和吸収体による広帯域動作を狙ったものである.DBRを集積することで単一モード発振が得られ,2つの発振モード間でSRフリップ・フロップ動作が実証された.67pJ以下の光パルスで駆動し,立ち上がり,立下りの時間はそれぞれ320,68ps以下であった.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2009-10-15
著者
-
種村 拓夫
東京大学先端科学技術研究センター
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中野 義昭
東京大学先端科学技術研究センター
-
武田 浩司
東京大学先端科学技術研究センター
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竹中 充
東京大学工学系研究科電気系工学専攻
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財津 優
東京大学先端科学技術研究センター
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中野 義昭
東京大学先端研
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財津 優
東京大学先端科学技術研究センター:東京大学工学系研究科電気系工学専攻
-
種村 拓夫
東京大学 先端科学技術研究センター
-
中野 義昭
東京大学 先端科学技術研究センター
-
財津 優
東京大学 先端科学技術研究センター
-
竹中 充
東京大学電気系工学専攻
-
種村 拓夫
東京大学先端科学技術研究センター:東京大学工学系研究科電気系工学専攻
-
竹中 充
東京大学工学系研究科
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