Endobronchial Metastasisを来した直腸癌と尿管癌の2例

元データ 2009-11-25 日本呼吸器内視鏡学会

概要

背景.Endobronchial metastasisは他臓器からの転移性腫瘍が気管支内腔に進展する稀な病態であるが,内視鏡検査の普及に伴い報告も増えている.症例.82歳,男性.3年前に直腸癌手術の既往あり.咳嗽のため受診し,精査した.右肺尖部に2cm大の結節影と気管・右主気管支にポリープ状に腫瘍を認め,生検にて直腸癌転移と診断した.69歳,男性.8か月前に左尿管癌手術の既往あり.症状なかったが,経過観察の胸部CTにて多発肺結節影を認めた.右B^8が腫瘍で閉塞され,擦過細胞診にて左尿管癌転移と診断した.この2例は他臓器から気管支内腔への転移であるEndobronchial metastasisであった.原発巣として大腸は比較的頻度の高い臓器であり,尿管は我々の知る限り初めての報告例である.結論.Endobronchial metastasis2例を経験した.気管支内視鏡検査により原発性肺癌と鑑別が可能であった.

著者

河野 茂 長崎大学医学部第2内科
河野 茂 長崎大学病院呼吸器内科
河野 茂 長崎大学医学部歯学部附属病院第2内科
河野 茂 長崎大学医学部歯学部附属病院 第2内科
福田 実 長崎市立市民病院
中村 洋一 長崎大学医学部第2内科
高谷 洋 NTOG(長崎胸部腫瘍研究グループ)
久冨 恵子 長崎市立市民病院内科
道津 安正 長崎市立市民病院内科
井上 啓爾 長崎市立市民病院外科
小原 則博 長崎市立市民病院外科
入江 準二 長崎市立市民病院病理
河野 茂 長崎大学医学部
小河原 大樹 長崎市立市民病院内科
元島 幸平 虹が丘病院
夫津木 要二 長崎市立市民病院内科
道津 安正 医療法人光晴会病院内科
高谷 洋 日本赤十字長崎原爆病院内科
小河原 大樹 長崎大学病院呼吸器内科
道津 安正 長崎市民病院内科
道津 安正 長崎大学医学部歯学部附属病院 第2内科
中村 洋一 長崎大学病院呼吸器内科
入江 準二 長崎市立市民病院泌尿器科
入江 準二 長崎市立市民病院病理科
小原 則博 長崎大学医学部第2外科
河野 茂 北里大学 医学部微生物学
井上 啓爾 長崎市立市民病院 放射線科
井上 啓爾 長崎市立市民病院
久冨 恵子 長崎市立市民病院
夫津木 要二 大村市立病院
小原 則博 長崎市立市民病院
井上 啓爾 長崎大学医学部第二外科
福田 実 日本赤十字社長崎原爆病院
井上 啓爾 長崎市立市民病院 外科

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