溶融形光ファイバカプラの結合部形状による偏光依存性及び波長依存性の変化
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概要
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溶融形光ファイバカプラの結合部の形状を変化させて偏光依存性及び波長依存性について調べた.光ファイバカプラの最も細い部分の断面形状が接合の弱い眼鏡形では,結合係数と結合係数波長変化率はx偏光よりもy偏光の方が大きく,接合が小さくなるにつれてその差は大きくなり,偏光依存性及び波長依存性はともに大きくなった.断面形状が円形に近い楕円では,逆にx偏光の結合係数はy偏光よりもわずかに大きくなった.円形に近くなるほど,実効結合器長は短くなるが,波長依存性は大きくなった.断面形状が接接合の大きい眼鏡形から楕円にかけての広い範囲では,x偏光及びy偏光の結合係数とその波長変化率ほとんど同じとなり,偏光依存性が小さくなることがわかった.
- 2009-10-22
著者
-
森下 克己
大阪電気通信大学情報通信工学部
-
山崎 一徳
大阪電気通信大学
-
川端 誠
大阪電気通信大学
-
森下 克己
大阪電気通信大学 情報通信工学部
-
森下 克己
大坂電気通信大学工学部精密工学科
-
森下 克己
大阪電気通信大学
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