長周期光ファイバグレーティングの加熱によるピーク損失波長調節における加熱温度の影響(高機能光ファイバ及び一般)
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概要
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ガラス構造を変化させることにより製作された長周期光ファイバグレーティングのピーク損失波長は、高温でグレーティングを加熱することにより調節できることが報告されている。しかしながら、ピーク損失波長の短波長側への移動量は小さく、短波長側への調節可能範囲は狭かった。本論文では、加熱温度を変えて長周期光ファイバグレーティングを加熱し、ピーク損失波長を短波長側へ大きく移動させる条件を調べた。その結果、加熱温度を低くするにしたがってガラス構造緩和の速度は残留応力緩和よりも遅くなり、残留応力緩和の影響が大きく現れることがわかった。時間はかかるが低い温度で加熱するとピーク損失波長はより短波長側へ移動できることが明らかになった。
- 2008-05-08
著者
-
森下 克己
大阪電気通信大学情報通信工学部
-
森下 克己
大阪電気通信大学 情報通信工学部
-
森下 克己
大阪電気通信大学大学院工学研究科
-
平尾 英純
大阪電気通信大学大学院工学研究科
-
森下 克己
大阪電気通信大学
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