音響透過に關する理論
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概要
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從來、音の透過に關する理論は諸學者により斷片的に取り扱はれて居るが、之を建築に於ける遮音問題の立場より、各理論を整理擴張してその體系化を試みた。即ち音の透過樣式を1.材料自身を透過する音2.材料の細孔を透過する音3.版としての振動によつて透過する音の三つに分け、その各々に就いて音波が垂直投射する定常状態の場合の理論的考察を下し、次いで夫等の考察より得られたる材料の音響透過の一般的性質、換言すれば材料の遮音性の論推に及んだ。
- 社団法人日本建築学会の論文
- 1934-04-15
著者
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