おむつ装着排尿体験時の血圧と心理状態の関連に関する検討
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概要
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おむつ使用者の快適性を求めて、おむつ使用者の身体的・心理的変化を把握するための基礎資料を得ることを目的として、A短期大学B学科1年生におむつ装着排尿体験を行い、それに伴い経時的に血圧測定及びアンケート調査を行った。それらの血圧値とおむつ装着排尿体験時の心理的状態との関係を検討した。その結果、全てのおむつ種別で装着時に平均最高血圧値が最も高い傾向にあり、平均最高血圧値とショックの感情の間(r=0.71)と、平均最高血圧値と恥ずかしい気分の間(r=0.96)でそれぞれ強い相関が認められた。また、平均最高血圧値と次のそれぞれの感情(不安、緊張,興奮)間でやや高い相関が、平均最高血圧値と次のそれぞれの気分(憂鬱、惨め)の間でやや高い相関が認められ、おむつの種別ではフラット型の相関が他のおむつに比して低かった。
著者
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