第4世代の日本型プロジェクトマネジメント : コアリーダーによる革新、開発、改善の相乗複合化
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概要
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2001年に第三世代のプロジェクトマネジメント(以下PMと略称)として、日本版のP2M(Project&Program Management)が開発されて以来6年が経過する。その知識体系は、複雑なミッションを担う問題解決方法論として注目され、技術システムの構築主体の適用から、ビジネス領域に接点を持つ管理手法に関心が変化した。この発想の潮流に呼応して、ICTソリューション産業でも構想、システム、保守までの包括的なライフサイクルのマネジメントに関心を示している。筆者はPMの潜在力を創造的改革と知識結集に着目し、高まる改革系ニーズに対応するためにPM新体系の展開に注力している。しかし、一方でプロジェクトの挫折や失敗などの分析や対応マネジメントの見直しも要請されている。本論は第四世代のPMを目指して革新、開発、改善の知恵を結集するPMのフレームワークへの手掛かり構想を提唱する。
- 国際プロジェクト・プログラムマネジメント学会の論文
- 2007-10-10
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