全体調和型の仕組みづくりマネジメントを目指して : なぜ新しいプログラムとプロジェクトマネジメントが必要なのか?(新しい社会に貢献するプログラムマネジメントに挑戦)
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概要
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人間は目的を達成するために「仕組み」を創り、組織体として活動する。仕組みには地域固有の文化が投影する。国家、社会、地域、企業は、独立した使命や目的を達成するために、法律、原則、規約などのルールを制定して、多様で無数の仕組みを創り活動している。西洋の優れた仕組みづくりの知識体系として、わが国にも「閉じたシステム構築の遂行」に限定したプロジェクトマネジメントが普及している。しかし、社会や経営などソリューション事業に強いニーズに応えるためには、仕組み自体の開発や「開いたシステム」や「全体を重視した構成主義的接近」によるパラダイム転換が必要である。人工物のシステム事業が意図に反して地域の人間系システムの境界断絶でその接合面で環境汚染、人災、貧富格差など多くの摩擦や対立など社会問題を発生させている。新しい仕組みづくりは、全体調和視点の発想が最優先テーマになる。将来像を使命から複数プロジェクトモデルでデザインするプログラムマネジメントは、課題解決型の魅力ある研究領域である。
- 2005-10-30
著者
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